ネット上の質問コミュニティやSNS上では、「ファミレスのバイト経験を書く際、部署名は何を書けばいいのか」「派遣社員の場合、派遣元と派遣先のどちらの部署名を書くべきか」という切実な投稿が数多く散見される。
大手飲食チェーンの採用マネジメントを10年以上務める現場責任者は、取材に対して次のような現場のリアルを語っている。
「応募書類の部署名欄に『アルバイトのため特になし』とだけ書かれていると、その人が現場でどのような役割を担っていたのかが全く見えてきません。たとえ非正規雇用であっても、『飲食事業部 〇〇店(ホールリーダー担当)』『物流センター 第一ピッキング課』などと記載されていれば、実務能力やチーム内での立ち位置が即座に伝わり、選考での評価は格段に上がります」
アルバイトやパートの職歴を記載する場合、企業全体の部署名よりも「配属店舗名」や「従事した職種区分(キッチン部門、フロア接客担当など)」を部署名欄に代入するのが実務上のスタンダードだ。一方、派遣社員の場合は「派遣元企業に入社」と記載したのち、派遣先の企業名とともに「〇〇部へ配属」と記載することで、指揮命令系統と職責の範囲を正確に伝えることが可能になる。