ネットの質問サイトなどで毎年繰り返されるのが、「オープンキャンパスには高校の制服で行くべきか、それとも私服で問題ないか」という論争です。結論から言えば、オープンキャンパス服装持ち物の実態として、来場した高校生の約8割以上が私服を選択しています。
大学側が服装によって受験生をチェックし、合否に影響を与えるような内申評価を行うことは一切ありません。むしろ、広大な湘南キャンパスを歩き回る上で、革靴や硬いローファー、通学カバンを選択することは明確な判断ミスとなり得ます。真夏の開催期にはアスファルトの照り返しが激しく、キャンパス内の高低差も相まって体感温度は急上昇します。「通気性の良いカジュアルウェアに、履き慣れたスニーカー」こそが最も機能的で正しい選択肢です。
当日の持ち物として、編集部が現場取材から導き出した必須リストは以下の通りです。
- スマートフォン&モバイルバッテリー:電子受講票(QRコード)の提示やキャンパス内マップの閲覧でバッテリー消費が激しいため必須。
- A4サイズが入るトートバッグやリュック:大学案内、学部別パンフレット、入試過去問サンプルなど、各ブースで大量の紙資料が配布されます。
- 筆記用具と小型メモ帳:個別相談で得た具体的なアドバイスや模擬授業の要点を即座に記録するために不可欠。
- 飲料水・塩分タブレット・折りたたみ傘:広大な敷地内では自動販売機が混雑・売り切れになる場合があるため、熱中症対策は自己完結が基本。
また、「オープンキャンパスに参加しないと総合型選抜で不合格になる」というネット上の噂は明確な誤解です。参加実績自体が点数化されることは原則ありません。ただし、志望理由書や面接試験において「模擬授業で感銘を受けた〇〇教授の研究」「キャンパス見学で目にした〇〇実験装置」といった一次情報を具体的に語れるか否かは、志望動機の説得力に決定的な差を生み出します。