ドラえもんの絵描き歌がネット上で爆笑を誘う最大の要因は、「歌詞の言葉通りに描くとプロポーションが破綻しやすい」という絶妙なトラップ構造にあります。
昭和から平成の定番である「丸書いてちょん、丸書いてちょん」で始まるおなじみのフレーズ。初心者が素直にペンを動かすと、目の位置が極端に離れたり、お豆から出た芽(鼻とヒゲのベース)が巨大化したりして、序盤から雲行きが怪しくなります。続く「植木鉢」「6月6日」というパーツ配置の指示も、サイズ感の指定がないため、描く人の空間把握能力によって仕上がりが劇的に激変します。
結果として完成するのは、四次元ポケットどころか異界への扉を開いてしまいそうな正体不明のカオスなクリーチャーです。X(旧Twitter)やInstagramでは、子供が真剣に描いたシュールな失敗作や、大人が本気で歌通りに再現して自爆した画像が「もはや新種のスタンド」「夜見たら泣くレベル」と大きな反響を呼んでいます。