Q1:ドライヤーの温風でサッと10秒だけ乾かすのも危険ですか?
A1:極めて危険です。10秒という短時間であっても、至近距離の温風は皮膚温を一気に急上昇させ、外耳道の薄い皮膚に低温熱傷や急激な乾燥ダメージを与えます。また、温風によって外耳道内の雑菌の活動が一時的に活発化するリスクもあります。ドライヤーを使用する際は、秒数にかかわらず必ず「冷風設定」を選択してください。
Q2:水が入ったまま寝てしまっても大丈夫ですか?朝起きれば治っていますか?
A2:痛みやかゆみがなく、過去に耳の疾患がない方であれば、一晩寝ている間に体温で自然蒸発したり、寝返りを打った際に枕へ自然排出されて治るケースも多々あります。寝る際は、水が入った側の耳を下にして横になると排出されやすくなります。ただし、翌朝起きても閉塞感が全く解消されていない場合は、耳垢が水分で膨らんで詰まっている可能性が高いため、耳鼻科を受診してください。
Q3:子どもがプールで耳に水が入ったとパニックになっています。綿棒を使わずにどう落ち着かせればいいですか?
A3:お子様が嫌がる状態で綿棒を使うと、急に動いて外耳道や鼓膜を突き刺す重大事故につながります。まずは優しく抱きしめて安心させ、水が入った耳を下にして横向きに寝かせましょう。耳たぶを「斜め後ろ下方」へ軽く引きながら、耳の入り口に丸めたティッシュをそっと当てるだけで大半の水分は吸収されます。それでも泣き止まない、痛がる場合は、すでに外耳道炎を起こしている可能性があるため小児科または耳鼻咽喉科へ連れて行ってください。