富士山は何県にある?山頂の県境未確定と登記簿に眠る驚きの真相

富士山は何県にある?山頂の県境未確定と登記簿に眠る驚きの真相

富士山は何県にある?山頂の県境未確定と登記簿に眠る驚きの真相についての最新情報をご紹介します。

手元のスマートフォンで国土地理院の電子国土基本図を開いてみる。標高3,776メートルの剣ヶ峰周辺をどれほど拡大しても、あるはずの細い点線――都道府県境の記号――が見当たらない。七合目付近までは整然と伸びてきた山梨・静岡両県の境界線が、八合目を過ぎるとふつうに途切れ、火口を取り囲むすり鉢状の山頂部には何の境界も描かれていない。

ミスプリントではない。国土地理院の公式な見解としても、富士山頂の県境は「未確定地」として処理されている。日本の国土全域をくまなく測量し尽くした国家機関であっても、両県の合意がない境界を勝手に引く権限はない。結果として、日本を象徴する最高地点は、公的な所属県を持たない特異な空白地帯として地図上に鎮座し続けている。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。