連載完結時、ファンの間で衝撃をもって迎えられたのが最終回の結末です。湘南を統一し、すべての因縁に決着をつけた鬼爆の2人は、自らの意志で「鬼爆」という巨大すぎる看板を降ろす選択をします。
湘南の不良たちが見守る中、鬼塚と弾間は互いにナイフを向け合い、相打ちになって死亡したかのように見せかける「偽装の死」を演出。湘南の少年たちに「鬼爆は死んだ、お前たちもいつまでも夢を見てないで自分の足で歩け」という無言のメッセージを残し、2人は湘南から姿を消しました。
その後、弾間龍二は東京でバイク屋の店員(のちに独立してバイクショップ経営)として堅実に働き始め、鬼塚英吉は優羅志亜(ユーラシア)大学へ進学。このラストシーンが、教員免許を取得して吉祥寺の東京吉祥学園へ赴任する『GTO』のオープニングへと見事に直結します。湘南で培った「命懸けで人と向き合う覚悟」が、そのままGTOにおける破天荒な教育指導の原点となっているのです。