現在、地上と宇宙の主要な観測拠点はすべて、かんむり座の一点に視線を集中させている。チリのアルマ望遠鏡から、軌道上に浮かぶウェッブ宇宙望遠鏡、さらにはフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡まで、あらゆる波長で爆発の瞬間が記録されている。
特に研究者たちが目を見張っているのは、爆発直後に放出された高エネルギーのガンマ線とX線のパターンだ。光がピークを迎えてからどのように減衰していくか、そのカーブを詳細に分析することで、爆発によって宇宙空間へ吹き飛ばされた物質の速度や温度変化が克明に浮き彫りになる。観測データは数分刻みに更新され、世界中の論文サイトへ次々とアップロードされている状況だ。