タレント、ミュージシャンとしてマルチな才能を発揮してきた桑野信義。2020年秋に宣告された病名は、直腸がん・ステージ3bでした。がんが腸壁を突き破り、周辺のリンパ節にまで転移が認められる進行がんという極めて過酷な宣告でした。
2021年2月に行われた手術は約8時間半に及ぶ大手術となり、病巣の切除とともに一時的な人工肛門(ストーマ)が造設されました。その後、約半年に及ぶ抗がん剤治療(化学療法)を実施。手足の強い痺れや極度の倦怠感、味覚障害といった壮絶な副作用に耐える日々が続きました。
がん治療において、一般的に「術後5年」は再発率が大きく低下し、ひとつの寛解基準とされる重要なマイルストーンです。2026年最新の経過観察においても、定期的な血液検査や内視鏡検査、CT検査を継続してクリアしており、日常生活はもちろん、芸能・音楽活動を精力的に行える体調を維持しています。公の場で見せる笑顔にも往年の力強さが戻り、多くのファンに勇気を与えています。