柴又女子大生放火殺人事件30年目の真相|Dnaと結び目が語る犯人像

柴又女子大生放火殺人事件30年目の真相|Dnaと結び目が語る犯人像

柴又女子大生放火殺人事件30年目の真相|Dnaと結び目が語る犯人像の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

現場には、犯行の異常性と犯人のプロファイリングを裏付ける決定的な物的証拠が複数遺留されていました。その筆頭が、順子さんの両足を縛っていたストッキングの結び目、通称「からげ結び(片輪結び)」です。

この「からげ結び」は一般的な日常生活ではほとんど用いられない特殊な結縛方法として捜査本部の注目を集めました。警視庁が全国の専門家や職能団体に照会した結果、造園業、船員、和服の着付け関係者、舞台大道具関係者、あるいは荷造り・物流の熟練工が用いる技術であることが判明しています。犯人は焦燥感やパニックに陥りながらも、無意識のうちに身体へ染み付いた「職業的・習慣的な結び方」を再現した可能性が濃厚です。

さらに、現場の2階から1階へと続く階段の壁や布団には、順子さん以外の血液が付着していました。被害者の血液型がA型以外であるのに対し、現場に残されていた微量血痕は「血液型A型の男性」のものであることが確認されています。犯人が犯行時、あるいは放火・逃走の際に刃物等で自らの手を負傷した証拠であり、警視庁は高度なDNA型鑑定を実施し、犯人の詳細な遺伝子プロファイルを厳重に保管しています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。