Q1:年収300万円で40年働いた場合、手取りの年金は具体的にいくらですか?
A1:額面では老齢基礎年金と老齢厚生年金を合わせて月額約12万3,000円〜12万5,000円(年額約150万円)です。ここから健康保険料、介護保険料、所得税・住民税が約12%〜15%差し引かれるため、実際に口座へ振り込まれる手取り額は月額約10万5,000円〜11万2,000円(年額約130万円前後)となります。
Q2:年収300万円の独身ですが、老後は生活保護レベルの暮らしになってしまいますか?
A2:直ちに困窮するわけではありませんが、単身世帯の平均的な生活費(月14万〜15万円)に対して毎月3万〜4万円の赤字が生じます。持ち家の有無や健康状態に大きく左右され、特に賃貸住宅の場合は月々の赤字が膨らみやすいため、60代後半以降も月5万〜8万円程度の軽労務を継続するか、現役時代から少額でも新NISAやiDeCoで補填資金を作っておくことが強く推奨されます。
Q3:65歳を過ぎても年収300万円で働き続けた場合、年金は全額もらえますか?
A3:全額もらえます。給与と年金の合計が基準額を超えると年金が一部停止される「在職老齢年金」制度がありますが、その基準額は月額50万円です。年金月額約12.5万円+給与月額25万円(年収300万相当)=合計37.5万円となり、50万円の壁を大幅に下回るため、年金がカットされる心配は一切ありません。