インターネット上の掲示板やSNSでは、時として偏った情報が拡散されることがあります。成蹊中高に関してよく見られる誤解をプロの視点から正します。
誤解①:「大学付属校だから高校に入ったらみんな勉強しなくなる」
これは完全な誤解です。前述の通り約7割が他大学を受験するため、高校2年生以降は文系・理系・他大学受験クラスに分かれ、進学校さながらの学習熱が保たれます。内部推薦を狙う層と一般受験を狙う層が自然に共存しており、受験期特有の過度なギスギス感がない点も特徴です。
誤解②:「小学校からの内部進学生(内進生)と中高からの入学生(外進生)で壁がある?」
成蹊学園は小学校からの内部進学生が中学校で約3分の1合流し、高校からさらに外進生が加わります。入学当初は内進生グループが出来上がっているように見えて不安を感じる保護者もいますが、部活動や行事、クラス替えを通じて1学期の終わりには完全に打ち解けるケースがほとんどです。「内進生が外進生を歓迎する文化が根付いている」というのが現場取材で得られた共通の見解です。
誤解③:「お金持ちばかりで普通の家庭は浮いてしまう?」
確かに伝統校として経済的に恵まれた家庭は多いものの、一般的な会社員家庭の生徒も多数在籍しています。保護者同士の付き合いも華美な派手さはなく、落ち着いた常識的な交流が中心です。