システム的な通知がないにもかかわらず、なぜSNSや掲示板では「スクショを撮ったのがバレて気まずい思いをした」という実体験が語られるのでしょうか。編集部がオンライン会議の利用実態や知恵袋、コミュニティの投稿を独自に調査・分析したところ、発覚の背景には人為的なヒューマンエラーと物理的要因が集約されていました。
最も典型的な事例が、スマートフォン参加時におけるマイクのミュート解除ミスです。「相手が熱心にプレゼンしている最中にカシャッと大きな音が響いた」「慌てて画面を触ったらボタンの同時押しになり、派手なシャッター音が会議全体に筒抜けになった」という証言が多数見受けられます。日本のキャリアで販売されているiPhoneや多くのAndroid端末は、盗撮防止の観点からスクリーンショット撮影時にも一定音量(約60〜70dB程度)のシャッター音が強制的に鳴る仕様になっています。Zoomのマイクがオンになっていれば、ノイズキャンセリングをすり抜けてクリアに相手へ届いてしまいます。
また、PC環境で頻発するのが「画面共有中のデスクトップ映り込み」です。自身が画面共有のプレゼンターを務めている際に、メモ代わりに別のウィンドウをキャプチャしようとして、画面全体(デスクトップ)を共有していることを忘れ、Snipping Toolの選択枠や保存完了のポップアップ通知を全員に見せてしまうという初歩的なミスが後を絶ちません。「いま私のスライド撮りましたよね?」とその場で指摘され、大きな恥をかいたというビジネスパーソンの報告はリアルな教訓と言えます。