インターネット上では、番組開始直後から「#24時間テレビマラソン」「#今どこ」などのハッシュタグとともに、数多くのSNS目撃情報が投稿されます。いわゆる有志の「マラソン追跡隊」と呼ばれる人々が、中継映像の背景や通過音、伴走車の車種・ナンバーを手がかりに移動経路を推定し、GPS追跡マップにプロットしていく現象は毎年の恒例となっています。
現地を観察すると、ランナーの周囲には白バイ、先導車、伴走スタッフ、警備車両が強固な隊列を形成しており、数百メートル手前から遠目にも異常な隊列であることが確認できます。沿道住民が「自宅近くを通過した」と写真付きでポストすることで、リアルタイムの現在地が瞬時に拡散される仕組みです。
しかし、ネット上の情報には時差(タイムラグ)や意図せぬ誤認も混在しています。15分前に通過した地点の情報が「今通過中」として拡散されたり、別班のロケ隊や中継車がランナー本体と誤認されたりするケースも少なくありません。正確な位置情報を把握するためには、複数の目撃証言のタイムスタンプと進行方角を照合するリテラシーが求められます。