なぜこれほどの資質を持ったモデルが、ネット上で「消えた」「引退した」と囁かれる事態に陥ったのでしょうか。大手SNSや掲示板(5ちゃんねる、Yahoo!知恵袋など)での生の声と、メディア接触パターンの変化を分析すると、日本特有の「芸能人消費の構造」が浮かび上がってきます。
知恵袋やX(旧Twitter)では、かつて次のような書き込みが散見されました。
「セブンティーンで中条あやみと一緒にいた足の長い子、最近テレビで全然見ないけど引退したの?」
「あの驚異的なスタイルの橋爪愛ちゃん、事務所辞めたのかな?ドラマとか出ないのがもったいない」
この誤解が生じる背景には、日本の大衆が「テレビ露出=現役活動」と無意識に結びつけてしまう認知のバイアスがあります。中条あやみや新川優愛がゴールデンタイムのドラマやCM、バラエティ番組の司会として茶の間に浸透したのに対し、橋爪愛はコレクションやモード誌、ブランドルックブックという「ファッション感度の高い層」に向けた媒体を主戦場としました。その結果、日常的にテレビを中心としたメディアに接している一般層の視界から姿を消したように見え、「引退説」という根拠のない噂が一人歩きしてしまったのです。