ネット掲示板やSNSで散見される「悪評」の真相を探ると、その多くは価格設定と契約プロセスに対する初期の困惑に起因していることがわかる。同社の生体価格は一般的な相場より数万円から十数万円高く設定されるケースが珍しくない。なぜこれほどの価格差が生じるのか。現場の取材から浮かび上がってきたのは、仕入れ段階からの徹底した品質管理と管理コストの集中投入だ。
同社では、ブリーダーからの直接仕入れにとどまらず、自社専属の獣医師による事前検診や遺伝病リスクのスクリーニングを厳格に実施している。店舗に並ぶまでの期間に投じられる医療・防疫費用、さらには空調や衛生を厳しく管理する環境維持費が生体価格に反映されているわけだ。「高すぎる」という噂の裏には、初期の健康リスクを極限まで低減させるための予防投資が組み込まれている側面を見逃せない。