ネット上の掲示板やSNSでは、時折「守鶴を抜かれた後の我愛羅は弱体化したのではないか」「BORUTO時代になって前線での活躍が減った」といった言説が見受けられます。しかし、公式設定や戦闘描写を精査すると、この評価は明確な誤解であることが分かります。
1. 尾獣喪失後も「絶対防御」と広域砂忍術は健在
我愛羅の最大の誤解は、「砂の自動防御は守鶴の力によるもの」と思われていた点です。しかし第四次忍界大戦において、砂の防御は亡き母・加瑠羅(かるら)の愛と意志によるものだったという真実が明かされました。守鶴を失った後も、我愛羅自身のチャクラコントロール能力と砂の操作精度はむしろ研ぎ澄まされ、五影会談でのサスケ戦やマダラ戦でも前線の主力として圧倒的な戦闘力を維持しています。
2. 『BORUTO』時代における五影最高峰の戦略家・実力者
続編『BORUTO -NARUTO NEXT GENERATIONS-』において、我愛羅は円熟期を迎えています。大筒木モモシキや大筒木ウラシキといった、かつての尾獣を遥かに凌駕する神話級の脅威に対しても、高度な「磁遁(じとん)」や硬度を極限まで高めた砂の結界を駆使し、的確なサポートと封印術でナルトやサスケを支え続けました。
さらに、養子であるシンキに対する深い愛情と教育者としての姿勢は、かつての孤独な少年からは想像もつかないほどの人間的成長を遂げており、政治的指導力・実力ともに「歴代風影の中でも最強クラス」と評するのが妥当です。