春の選抜高等学校野球大会、そして夏の全国高等学校野球選手権大会への出場権をかけた戦いに向けて、松商学園の戦法はより洗練されたものへと進化している。
今季のチーム編成は、1番から9番まで途切れのない強力打線と、安定した内野守備陣がベースだ。走力のある上位打線が出塁し、中軸の長打で確実に生還させる基本パターンに加え、相手投手の癖を分析した果敢な盗塁やエンドランなど、機動力を全面に押し出した采配が強みとなっている。
トーナメントの短期決戦を勝ち抜くため、守備位置の細かなポジショニングや球数制限を見据えた継投策の徹底など、細部にわたる隙のない戦術が構築されている。