インターネット上の掲示板やSNSでは、2人の離婚に関して「激しい衝突があったのではないか」「DVが原因ではないか」といった過激な憶測が定期的に再浮上します。しかし、これらは当時の過熱した一部タブロイド報道がセンセーショナルに書き立てた尾ひれであり、客観的な事実とは大きく乖離しています。
実際に2人の身近にいた関係者の証言や当時の現場取材データを検証すると、決定的な不祥事や暴力沙汰があったわけではありません。むしろ玉置浩二の感情の起伏の激しさや創作活動に対する極度の繊細さを、薬師丸ひろ子が深い包容力で受け止め続けていたものの、次第に「妻としての役割」と「自らの女優・歌手としての自立」のバランスが保てなくなったというのが実情です。
離婚発表の場を誕生日パーティーに設定したのも、薬師丸ひろ子側が「湿っぽい終わり方にしたくない」「応援してくれた人々に笑顔で区切りを報告したい」という強い意志を持っていたからに他なりません。お互いを貶める発言を一切残さなかった姿勢こそが、世間の下世話な憶測を退ける決定的な証拠です。