傘寿(80歳)の節目を迎えた2026年現在も、佐治信忠氏はサントリーホールディングス代表取締役会長として揺るぎないリーダーシップを発揮しています。日々の業務執行は社長である新浪剛史氏に委ねつつも、グループ全体の長期戦略、企業理念の浸透、そして創業家オーナーとしてのガバナンス維持において極めて重要な役割を担っています。
佐治会長が現在特に力を注いでいるのが、世界各地に広がるグループ拠点のシナジー強化と、文化・芸術・環境分野への社会還元です。サントリーホールやサントリー美術館の運営母体である公益財団法人の活動を後押しし、水資源保全活動「天然水の森」をはじめとする次世代への環境投資にも並々ならぬ情熱を傾けています。
第一線の経営判断に関わりながらも、決して現場に過度な介入をせず、経営陣が大胆に挑戦できる防波堤となる――。これこそが、佐治信忠氏が現在体現している「オーナー会長」としての真骨頂です。