ポケモンダイパリメイクはなぜ酷評されたのか?炎上の真相と現在

ポケモンダイパリメイクはなぜ酷評されたのか?炎上の真相と現在

ポケモンダイパリメイクはなぜ酷評されたのか?炎上の真相と現在について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

発売前後のファンの熱量は凄まじいものでしたが、蓋を開けてみるとSNSや掲示板では失望の声が目立ちました。長年待ち望まれたリメイクがなぜここまでの逆風に晒されたのか、その主な理由は以下の4点に集約されます。

第1の要因は、二頭身グラフィックへの賛否です。直前の『ポケットモンスター ソード・シールド』で等身の高い美麗な3Dグラフィックを体験していたプレイヤーにとって、ニンテンドーDS時代のドット絵をそのまま立体化したようなデフォルメ調の頭身は「グラフィックが退化して見える」と強い拒否感を生む要因になりました。

第2の要因は、シリーズおなじみの開発元であるゲームフリークではなく、株式会社ILCAが外注開発を担当したことです。原作の忠実な再現をコンセプトに据えた結果、近年のリメイク作品(『オメガルビー・アルファサファイア』や『ハートゴールド・ソウルシルバー』など)で見られたような「現代的なシステムへの大胆な再構築」が乏しく、保守的すぎると受け取られました。

第3の要因は、完全版である『ポケットモンスター プラチナ』の要素がほぼ引き継がれなかった点です。シンオウ地方のストーリーを補完する「やぶれたせかい」のギミックや、プラチナで改善されたジムリーダーの繰り出しポケモン設定、バトルフロンティアなどがオミットされたことは、コアファンにとって大きな「がっかり要素」となりました。

第4の要因は、発売直後を席巻した前代未聞のバグ問題です。進行不能になるマップの隙間詰まりや、ポケモンの技・持ち物を複製できる「メニュー抜け増殖バグ」などが次々と発見され、SNSで動画が拡散されたことで「未完成品ではないか」という烙印を押されてしまいました。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。