騒動の現場となった北京石景山遊園地は、2026年現在も営業を継続しています。しかし、かつて世間を騒がせたパクリキャラクターは影も形もありません。現地を訪れると、園内は独自のメルヘン調の装飾や中国の古典伝承をモチーフにしたオリジナルキャラクターで統一され、老舗の地域密着型遊園地として平穏に運営されています。
中国のSNS(WeiboやRED/小紅書)におけるユーザーの反応を分析しても、隔世の感があります。現在の中国の若い世代(Z世代・α世代)は本物志向が極めて強く、海賊版や模倣品に対しては「恥ずかしい」「ダサい」という批判的な投稿が主流を占めています。
さらに、中国国内では『原神』をはじめとする自国発のメガヒットIPや、伝統文化を取り入れた「国潮(チャイナトレンディ)」ブームが定着。他国のIPを安易にコピーする必要性そのものが薄れたという、産業構造自体の変化も見逃せません。