Q1:一人親方でも安全衛生責任者の選任は必要ですか?
A1:必要です。特定元方事業者が統轄安全衛生責任者を選任している大規模現場に入場する場合、作業員数に関係なく関係請負人として安全衛生責任者の選任義務が生じます。一人親方自身が講習を受講し、自らを責任者として選任届を提出します。
Q2:試験に落ちて資格が取れない可能性はありますか?
A2:基本的に不合格になる試験ではありません。講習カリキュラムの最後に行動確認や簡単な理解度テストが実施されますが、これは講義内容の定着を確認するためのものです。2日間の講習(計14時間)を遅刻・早退なく最後まで受講すれば、原則として全員に修了証が即日〜数日中に交付されます。
Q3:安全衛生責任者教育はオンライン(eラーニング)でも取得可能ですか?
A3:可能です。厚生労働省の要件を満たした民間の認定研修機関がeラーニングによる「職長・安全衛生責任者教育」を提供しています。顔認証による受講管理や確認テストが組み込まれており、現場の休工日や隙間時間を活用して取得する技術者が急増しています。ただし、現場によっては対面講習の修了証を推奨する場合もあるため、事前に元請の入場ルールを確認することをおすすめします。
Q4:安全衛生責任者を選任しなかった場合の罰則はありますか?
A4:労働安全衛生法第120条の規定に基づき、50万円以下の罰金が科される可能性があります。また、法令違反だけでなく、元請企業の安全管理規定に基づき現場への入場禁止や退去処分、協力会社評価の引き下げといった厳しいペナルティを受けることになります。