ホテル宿泊客であれば無条件で無料、あるいは格安で停められると考えていると、チェックアウト時に足元をすくわれます。タイムズ渋谷東武ホテル宿泊者割引の真実は、「完全無料化ではなく、宿泊枠に対する定額補助サービス」です。
公式発表資料およびホテル宿泊約款に基づく運用実態として、宿泊者の駐車料金は「1泊あたり定額(通常2,000円台〜3,000円前後)」が設定されています。ただし、この優遇を受けるためには以下の条件を厳格にクリアしなければなりません。
第一に、チェックイン時にフロントへ駐車券を提示し、宿泊優待処理を受けること。これを失念して精算機に直行した場合、一般のタイムズ時間貸しレートが容赦なく適用されます。第二に、「宿泊枠」として規定された利用可能時間を1分でも超過した場合、超過分は通常料金が加算される点です。例えば「チェックイン日15:00から翌朝11:00まで」が対象時間の場合、午前11時以降も渋谷で買い物を楽しもうと車を置いたままにすると、30分ごとの通常課金が上乗せされます。
さらに見落とされがちなのが「途中出庫の可否」です。一般的な平面タイムズとは異なり、ホテル提携の地下駐車場では、一度出庫すると優待券の効力が切れ、再入庫時に新たな駐車券が発券される仕組みになっている場合があります。滞在中に車で都内観光を挟む予定があるドライバーは、必ず事前にフロントへ「連泊時の出し入れ自由度」を確認しておく必要があります。