実質的な「資産力」の源泉となっているチャイナハウス桂花楼の経営数値について、外食産業の標準的な指標をベースに分析します。幕張本郷駅から徒歩約5分の立地にある店舗は、テーブル席や個室を含めて約45席〜50席の中規模店舗です。
飲食店の収益性を測る上で重要なのは客単価と回転率です。桂花楼のランチ平均客単価は約1,800円〜2,500円、ディナーは約4,000円〜6,000円と、一般的な町中華(ランチ800円〜1,000円)と比較してアッパーミドルの本格中華料理店に設定されています。全国から訪れるファン需要に加え、味にうるさい地元住民のリピート需要がガッチリと噛み合っており、昼夜ともに常に満席に近い稼働率を誇ります。
個人経営の飲食店における年商1億円は、1つの大きな壁とされています。桂花楼は飲食部門単体でこの数値を軽々とクリアしているだけでなく、自家製ザーサイや食べるラー油、中国茶、点心セットなどの全国向けオンライン通販(お取り寄せ)を展開しています。最盛期には店舗オリジナルグッズの販売も相まって、飲食業界誌や経済系週刊誌の推計で年商2億円規模に達していたと報じられたこともあります。