るろ剣・四乃森蒼紫の強さと現在!修羅の過去から北海道編の結末まで徹底解剖

るろ剣・四乃森蒼紫の強さと現在!修羅の過去から北海道編の結末まで徹底解剖

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四乃森蒼紫は、江戸幕府の裏で諜報・暗殺・警護を担ってきた精鋭部隊「御庭番衆」の最後の御頭です。わずか15歳にしてその卓越した才能を認められ、前御頭(巻町操の祖父)から組織の全権を継承しました。しかし、彼が若くして頂点に立った時代は、すでに徳川幕府の落日と重なっていました。

大政奉還によって江戸城が無血開城された際、御庭番衆は戦う機会すら与えられず、新政府への仕官の道も閉ざされます。蒼紫は有能な部下たちを平穏な民間企業へ斡旋しようと奔走しましたが、異形や特異体質を持つ般若、式尉、火男、悪観の4名だけは世間に馴染めず、蒼紫への絶対的な忠誠を誓って彼のもとに残る道を選びました。

「自分についてきてくれた4人に、彼らが最強の男たちであったという誇りを与えたい」――その純粋な責任感こそが、後の悲劇の引き金となります。明治11年、武田観柳の私設用心棒に身をやつしていた蒼紫たちは、神谷道場で緋村剣心と激突。観柳の裏切りによってガトリングガンの銃弾を浴び、4人の部下が自らの命を盾にして蒼紫を守り抜いて絶命した瞬間、彼の精神は決定的な崩壊を迎えました。

部下の墓前に捧げるべきものは、自分自身の幸福ではなく「幕末最強の名誉」であるという歪んだ忠義に囚われた蒼紫は、感情を完全に封印した「修羅」となり、緋村剣心の首だけを追い求める狂気の復讐者へと変貌を遂げたのです。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。