桃井さつきを語る上で欠かせないのが、主人公・黒子テツヤに対するストレートな恋心です。彼女は黒子を「テツくん」と呼び、周囲の目を気にすることなく抱きつくなど、熱烈なアプローチを繰り返します。
恋に落ちた原点は、帝光中時代にさかのぼります。練習終わりにアイスの当たり棒をさりげなくプレゼントしてくれた黒子の優しさと、目立たないながらも誰よりも努力する芯の強さに惹かれたのがきっかけでした。桃井の恋愛感情は計算のない純粋なものであり、普段のクールな黒子が思わずタジタジになるコミカルなやり取りは作品の定番名場面です。
一方で、幼馴染である青峰大輝(大ちゃん)との関係性は、単なる友人以上の深い絆で結ばれています。才能が開花するあまりバスケへの情熱を失い、孤立していく青峰を誰よりも近くで見守り、傷つきながらも寄り添い続けました。桐皇学園への進学を決めたのも「大ちゃんを放っておけない」という使命感からであり、恋愛を超えた家族のような強い結びつきを持っています。