街の公園からシーソーやブランコが激減!撤去理由と最新安全基準の真相

街の公園からシーソーやブランコが激減!撤去理由と最新安全基準の真相

街の公園からシーソーやブランコが激減!撤去理由と最新安全基準の真相にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

子どもたちに長年親しまれてきたシーソーとブランコですが、工学・人間工学的な観点から分析すると、重篤な事故を誘発しやすい明確なリスクファクターを抱えていました。

まずシーソー危険性として最も深刻視されたのが、支点部分への指や足の「挟み込み」と、急激な底づきによる「衝撃性の脊椎・尾骨骨折」、そして急な飛び降りによる相手側の頭部転落事故です。従来のシーソーは金属パイプが露出しており、可動部に幼児が手を差し入れた際の切断事故が全国で多発しました。現在残っている新型シーソーは、可動部が完全に密閉されたスプリング構造や、下部にゴムクッションを埋め込んだ衝撃吸収設計への完全移行が進んでいます。

一方のブランコにおいても、ブランコ安全基準の見直しは苛烈を極めました。従来の木製・鉄製座板は、揺れている最中に子どもが衝突した際、頭蓋骨骨折や脳挫傷を引き起こす凶器となり得ることが実験データで立証されたためです。現行基準では、座板の素材は軽量で衝撃を和らげるゴム製・ウレタン製に限定され、座面と地面のクリアランス(地上高35cm以上)、前後の落下衝撃を抑えるセーフティゾーン(安全領域)の確保が厳格に定められました。

これら徹底した公園遊具事故防止対策をクリアできない旧型遊具は、利用者の安全を最優先する観点から、現場から姿を消さざるを得なかったのです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。