医療従事者へのヒアリングに加え、コミュニティや知恵袋、SNSに寄せられた「糖尿病の血糖コントロールにおける飲み物の評判」を追跡すると、利用者の実態は二極化しています。
腕に貼るタイプの持続血糖測定器を活用している50代男性会社員の手記には、次のような生々しい記録が残されています。
「会社の健康診断で空腹時血糖値が118mg/dL、HbA1cが6.2%となり、産業医から生活指導を受けました。昼食時に決まって緑茶ハイや甘い缶コーヒーを飲んでいた悪習を改め、濃い緑茶と桑の葉茶を交互に持参するようにしたところ、食後1時間の血糖ピークが180mg/dLから140mg/dL前後に安定。夕方の異様な倦怠感が消え去りました」。
一方で、失敗例として目立つのが「トクホ飲料を飲んでいるから大丈夫」という過信による心理的油断です。ネットの口コミには「血糖値を下げるお茶を欠かさず飲んでいたのに、HbA1cの数値が悪化した」という声が多数存在します。その背景を探ると、安心感から主食の大盛りを許容したり、間食に和菓子を追加したりといった行動パターンの歪みが生じているケースが大半を占めています。