クラウド人事労務システム(SmartHR、オフィスステーション等)の普及により、2026年現在の年末調整はスマホ入力が主流になりつつありますが、紙の申告書であっても入力すべき本質は同一です。育休中の会社員が押さえるべきポイントは極めてシンプルです。
1. 扶養控除等(異動)申告書
会社に在籍している証拠となる基本書類です。氏名、マイナンバー、現住所を記載します。休業中であっても本人の基礎情報に変更がなければ必須提出となります。子どもを夫の扶養に入れる場合は、妻側の扶養親族欄には子どもの名前を記載しません(重複控除の防止)。
2. 基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書
「あなたの本年中の合計所得金額の見積額」の欄には、1月1日から12月31日までに支給された課税給与の額面(交通費や非課税手当を除く)を記載します。給与収入がゼロであれば「0円」と記入します。育児休業給付金の受給額は記載しません。
3. 保険料控除申告書
妻の当年の所得税がすでに0円になることが確定している(給与収入が103万円以下で天引きされた源泉徴収税額もない、または全額戻る)場合は、妻側で保険料控除申告書を出す意義は薄くなります。夫の年末調整書類として夫の勤務先へ保険料控除証明書を添付して提出します。