初心者もプロ級に!パステル画の描き方と失敗しない道具選びの極意

初心者もプロ級に!パステル画の描き方と失敗しない道具選びの極意

初心者もプロ級に!パステル画の描き方と失敗しない道具選びの極意の特集記事をお届けします。専門的な知識が満載です。

「パステル画は難しそう」と感じる初心者の多くは、いきなり棒のまま細部を描き込もうとして失敗しています。パステル画の基本は「広い面から狭い面へ」「薄い色から濃い色へ」「塗ってからぼかす」というシンプルなステップです。

誰でもプロのような柔らかな質感を生み出せる、パステルアートの簡単な手順と基本テクニックを押さえましょう。

まず、背景となるベースカラーを紙の上に軽く乗せます。角を使わずにパステルの腹を寝かせて優しく滑らせるのがコツです。次に、パステル画におけるぼかし方のテクニックを駆使します。指の腹(指紋部分)を使い、円を描くように優しく紙の繊維へ粉をすり込んでいくと、筆跡が消えて滑らかなグラデーションが生まれます。細かい隙間や輪郭は擦筆を使い、広い空や背景はメイクスポンジやコットンを使うとムラなく仕上がります。

絵を濁らせないためのパステル画における混色のコツは、紙の上で直接色を重ねすぎないことです。パステルは絵の具と違い、3色以上を強く混ぜ合わせると急速に明度が落ちて灰色っぽくくすんでしまいます。下地の色を指で一度しっかり定着させてから、その上に別の色をふわりと重ねるパステル画の技法である重ね塗り(レイヤリング)を行うことで、透明感のある奥行きが生まれます。

さらに、劇的な立体感を生む裏ワザがパステル画での練り消しゴムの使い方です。練り消しゴムは「間違えた箇所を消す」ためだけのものではありません。先端を細く尖らせてトントンと叩くように粉を吸い取ることで、雲のエッジのハイライトや水面の反射光を「光を描き起こす」ツールとして機能します。描く(足し算)と消す(引き算)を交互に行うことが、プロ級の立体感を生み出す核心です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。