名付けにおいて多くの親を悩ませるのが、名付け画数姓名判断です。しかし、取材現場や相談窓口には「画数にとらわれすぎて本来付けたかった名前を諦めた」「流派によって結果が真逆でノイローゼになりかけた」という声が後を絶ちません。
ここで知っておくべき決定的な事実は、「姓名判断には統一された絶対的基準が存在しない」ということです。流派によって旧字体の画数(例えば「氵(さんずい)」を「水」として4画と数えるか、3画とするか)の扱いが異なり、ある流派で「大吉」とされる名前が、別の流派では「大凶」と判定されるケースは日常茶飯事です。
また、名付け注意点使ってはいけない漢字に関する誤解も根強く残っています。戸籍法上、使用できる漢字は「常用漢字」と「人名用漢字」に厳密に定められています。ネット上で「縁起が悪い」と噂される漢字の中にも、字義や歴史を紐解けば実りや生命力を表す素晴らしい漢字が数多く存在します。画数や迷信に過剰に振り回されるのではなく、「家族としてどんな願いを託すか」という主体性を持つことが極めて重要です。