コンソメとブイヨンの違いとは?だしとスープの決定的な差と代用術

コンソメとブイヨンの違いとは?だしとスープの決定的な差と代用術

コンソメとブイヨンの違いとは?だしとスープの決定的な差と代用術についての真相をお届けします。

子育て世代の家庭で特に注意したいのが、離乳食におけるコンソメとブイヨンの使い分けです。

市販の一般的なコンソメキューブは前述の通り食塩相当量が高く、添加物や香辛料も含まれているため、離乳食初期〜中期(生後5〜8ヶ月頃)の乳幼児には内臓への負担が大きすぎます。離乳食作りに取り入れる場合は、生後7〜8ヶ月頃から「ベビーフード専用の無添加チキンブイヨン」や「食塩不使用の野菜ブイヨン(ポタージュの素)」を選ぶか、大人用を使う場合でも耳かき1杯程度の微量をごく薄く溶かして風味付け程度に留めるのが鉄則です。

また、本格的な「コンソメスープの作り方」は、洋食界でも最も手間のかかる調理技術の1つとして知られています。ベースとなるブイヨンに、細かく刻んだ人参・セロリ・玉ねぎと牛赤身ひき肉、そして生の卵白を混ぜ合わせ、極弱火でゆっくりと加熱します。凝固する卵白の網目がスープ中の微細なアクを吸着し、ペーパーで静かに濾すことで、透き通った黄金色(琥珀色)の極上コンソメが誕生します。この「手作業の結晶」を手軽に固形化したものが、現代の市販コンソメキューブなのです。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。