レジャー先で多くの人を悩ませる「たためない問題」には、明確な構造上の理由があります。カインズのポップアップ式テントは、円形のスチールワイヤーが元の形状に戻ろうとするスプリングの力を利用して自立しています。そのため、ワイヤーの反発力に逆らって真っ直ぐ押し込もうとすると、フレームが突っ張って収納袋に入らなくなってしまうのです。
スムーズにたたむための手順とコツは、以下の3ステップに集約されます。
まず第1ステップとして、テントの底面と天面を合わせるようにして、平らな1枚の板状(二つ折り)にまとめます。この際、内部に空気が溜まっていると膨らんでしまうため、出入り口のファスナーを少し開けて空気を逃がしておくことが作業を格段に楽にする秘訣です。
第2ステップでは、平らにしたテントの先端(頂点)を地面に向け、両手でフレームの左右を持ちながら中央へグッと引き寄せます。ここでテント全体が自然と「U字型」にたわみます。
最後の第3ステップが最も重要な「八の字ひねり」です。U字に曲げた状態のまま、左右の手を交差させるように内側へねじり込むと、大きなひとつの輪が自然と2つ〜3つの重なる小さな円へと丸まります。最後に飛び出たワイヤーを内側に押し込み、付属のバンドで留めれば完了です。力技ではなく「ワイヤーが自然に丸まりたがっている方向へ導く感覚」を掴むため、購入後は必ず自宅のリビングなどで2〜3回練習してから本番に臨みましょう。