永瀬廉の魅力を決定づけたのは、ジャンルを問わない演技の振り幅である。広瀬すずと共演したドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』では、夢と恋の狭間で葛藤する青年を等身大のリアリティで演じ切り、王道の恋愛ドラマとして高い評価を得た。
一方で、学園武将コメディであるドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』では、織田信長のクローンという異色の主人公を飄々と演じ切った。破天荒な設定の中でも崩れない存在感を示し、青春ドラマの新たな可能性を切り開いた。シリアスからコメディまで、役柄ごとに印象をガラリと変える表現力こそが、彼の最大の武器だ。