現代人が本当に切り離したいのは、単なる「汚いもの」ではない。それは、他者からの過剰な期待、終わりのない承認欲求のレース、そして常に誰かとつながっていなければならないという強迫観念だ。
えんがちょという言葉が持つ、どこかユーモラスで、しかし決定的な拒絶のニュアンスは、ギスギスした現代の人間関係において絶妙なクッションとして機能する。「マジで無理」と拒絶するのではなく、「はい、えんがちょ!」と笑い混じりに境界線を引く。この軽やかさこそが、過酷な情報社会を生き抜くための、現代人の知恵なのかもしれない。