今回の小田原市立病院における移転・再整備の理由は、単なる建物の耐震性向上にとどまりません。1970年代から段階的に増改築を繰り返してきた旧病棟は、設備の陳腐化や通路の狭さ、動線の複雑化が深刻な課題となっていました。
新病院では、以下の分野で医療機能が飛躍的にアップデートされます。
【強化される主な医療機能】
・救急医療の強化:屋上ヘリポートの新設により、ドクターヘリによる重症患者の迅速な受け入れ体制を確立。
・周産期・小児医療の充実:地域周産期母子医療センターとしての機能を拡充し、西湘エリアのハイリスク分べん体制を盤石化。
・感染症・災害対応力:パンデミック時にも一般外来と完全分離できる専用動線と陰圧病床を常備。
地域密着の急性期病院として、高度医療機器の集約とプライバシーに配慮した全室個室感覚の病環境が提供される予定です。