かつては「ファンの証」としてスタジアム内で着用されるだけだったユニフォームの立ち位置が、いま劇的に変化している。スポーツアパレル産業とプロ野球業界が一体となり、ユニフォームを本格的なスポーツファッションのメインアイテムとして再定義し始めたからだ。
ハイブランドとのコラボレーションや、洗練されたタウンユース仕様のグラフィックパーカー、オーバーサイズのベースボールシャツ。これらは若年層や海外のトレンドセッターたちの心をつかみ、カルチャーシーンに不可欠なアパレルとして定着した。球団側もブランド戦略を刷新し、球場を「最新アパレルの発表の場」と捉え直すことで、新たなファン層を開拓することに成功している。