保存容器としてだけでなく、本格的なオーブン調理器具として活用してこそ、このガラスの真価を味わえる。耐熱温度差120℃のボディは、下味をつけた肉や野菜を冷蔵庫から取り出し、フタを外してそのまま200℃前後のオーブンへ放り込むダイナミックな調理を可能にする。
例えば、週末のグラタンやローストベジタブル。深型の容器に具材を詰め、調味料を絡めて電子レンジで下加熱し、チーズを載せてオーブンへ移す。一連の工程でボウルや耐熱皿を分ける必要が一切ない。洗い物が激減するだけでなく、ガラス越しに火の通り具合を360度確認できるため、焼き加減の失敗が激減する。
さらにプロが実践する裏技が「マリネや浅漬けの時短加熱」だ。酸や塩分に極めて強い耐食性を持つため、レモン汁や酢をたっぷり使った料理でも容器が溶け出したり変色したりする心配がない。レンジ加熱で食材の繊維を一気に緩め、粗熱が取れる過程で味を芯まで染み込ませるテクニックは、ガラス容器ならではの真骨頂と言える。