花束を彩るリボンワークには、用途や花のボリュームに応じた代表的な結び方が存在します。まずは基本となる花束リボン蝶結びの正しい手順から、格式高いアレンジまで対応できる応用技術を整理していきましょう。
一般的な蝶結びをそのまま花束の茎(ステム)に施すと、結び目が安定せずリボンが縦を向いてしまいがちです。美しい蝶結びを作る鉄則は、結び目を締める直前に「下側のリボンで輪を作り、上側のリボンを上から被せて後ろから通す」動作を徹底することにあります。このとき、左右のループを均等に引きながら結び目の中心を指先で強く押し込み、結び目を固定するのが花束リボン結び方簡単なアプローチの第一歩です。
さらにボリューム感を出したいシーンで活躍するのがリボン結び方ダブルループです。左右に2つずつ輪を作るこの技法は、ブライダルブーケや記念日の大きな花束に重宝されます。1つ目のループを作った後、その外側にもう一回り大きいループを重ねて中央を結束することで、奥行きのある陰影が生まれます。
そして、最高峰の華やかさを誇るのがフレンチボウ作り方です。中心に小さなループ(センターループ)を1つ作り、その左右に3〜5組のループを交互に折り返しながら重ねていく技法で、フラワーアレンジメントリボンの現場では必須技術とされています。手元でループを重ねて最後に中央をワイヤーで縛り上げるため、茎の太さに関係なく常に完璧な対称性を保つことができます。