作中で判明している公式設定資料および描写において、ツボネの念系統は具現化系に分類されます。彼女が操る固有念能力の名称は「大和撫子七変化(フェアリーテイル)」。自らの肉体を大型バイクやグライダー、高速飛行艇といった様々な「乗り物」へとトランスフォームさせる極めて稀有な能力です。
この能力の最大の特徴であり、極限の性能を引き出している要因は、「自分自身のオーラでは動かせず、乗車した操縦者(ライダー)のオーラを燃料として消費する」という明確な制約と誓約(相互協力型・ジョイント型の設計)にあります。自力駆動ができないデメリットを背負う代償として、強力な念の出力を持つ乗り手を確保した際、通常の乗り物を遥かに超越した爆発的な推進力を生み出します。
特に選挙編の作中で猛威を振るったのが、孫であるアマネをライダーとして疾走したバイク形態「大和撫子七変化・ライダースハイ」です。アマネの純度の高いオーラを余すことなく動力に変換し、未舗装の悪路や山林をものともせず突き進む巡航速度は、電光石火の速さを誇るキルアの「神速(カンムル)」にすら余裕で追いつき、先回りするほどの驚異的なパフォーマンスを記録しました。