1959年の入居開始当時、東洋一の規模を誇ったUR常盤平団地。敷地内に足を踏み入れると、ゆったりとした棟配置と贅沢なオープンスペースに息をのむ。現代の超高層タワーでは決して真似のできない、空が広く抜けるランドスケープだ。
ここ数年、UR都市機構による無印良品とのコラボレーションや、入居者自身が壁紙や床材を自由にカスタマイズできるDIY可能物件が爆発的な人気を博している。築60年超の躯体が持つヴィンテージな質感に惹かれ、クリエイティブ職の20代・30代が次々と移住。古い畳の部屋をアトリエに改装し、リモートワークの拠点にする暮らし方が定着した。