爪の変形に気づいた際、医療機関の受診先として迷うケースが少なくありません。基本的な受診の判断基準は以下の通りです。
- 皮膚科:爪周囲の激しい痛み、化膿、出血、爪の剥離、爪白癬(水虫)の疑い、巻き爪の併発など局所のトラブルがある場合
- 内科(血液内科など):両手足の複数の爪が一斉に反り返っている、日常的に強い立ちくらみ、慢性疲労、動悸、息切れを伴う場合
- 整形外科・フットケア外来:外反母趾、重度の浮き指、扁平足など足骨格のゆがみが原因と見られる場合
匙状爪の治療では、内科で血液検査を実施してヘモグロビン値やフェリチン(貯蔵鉄)値を測定し、鉄欠乏が確認されれば鉄剤の内服治療を開始するのが王道です。体内の鉄分が満たされると、新しく生えてくる根元の爪から徐々に本来の厚みとカーブを取り戻していきます。