ネット上の掲示板やSNSでは、「男友達が多い女性はやめとけ」という言説が定期的に炎上します。なぜそこまで強く忌避されるのか、同性に嫌われる理由を社会力学的な視点から解剖すると、既存の人間関係のパワーバランスを乱す点に集約されます。
コミュニティ内で女性たちが築き上げた調和や暗黙のルールを無視し、男性メンバーとだけ特権的な関係を結ぼうとする振る舞いは、女性グループ内での反逆と見なされます。「私、女のドロドロした関係が苦手なんだよね」と公言する女性が嫌悪されるのは、同性全体を一方的に見下す選民思想が透けて見えるからです。
さらに深刻なのが、浮気のリスクとネットの反応です。大手恋愛相談掲示板や知恵袋に寄せられる悲痛な投稿の多くは、以下のような典型的なプロセスを辿っています。
「男友達と二人で飲みに行き、終電を逃してホテルに泊まったが何もなかったと言い張る」「元カレを含む男友達グループとの旅行を『昔からの仲間だから』と正当化する」――こうした事例に対する世間の批判は極めて辛辣です。たとえ肉体関係がなかったとしても、パートナーに対して不要な精神的負荷を強いること自体が不誠実であるという倫理観が、現在の主流となっています。