護廷十三隊十一番隊の十代目隊長を務めていた鬼厳城剣八は、筋骨隆々というよりも巨大な巨躯と肥満体を併せ持つ、見る者を威圧する風貌の大男です。尊大かつ粗暴な性格で、荒くれ者が集まる十一番隊を腕力と恐怖で束ねていました。
彼の本名は「五助(ごすけ)」。もともとは流魂街の出身、あるいは荒くれ者の死神のひとりに過ぎませんでしたが、力こそが正義とされる十一番隊において頭角を現し、前代の剣八を倒して十代目の座を襲名しました。「鬼厳城」という名も、その鉄壁の城壁を思わせる巨大な体躯と鬼のような形相からついた異名です。
十一番隊は古くから「代々最強の死神が隊長となり、その者が『剣八』を名乗る」という絶対の掟を持っています。鬼厳城もまた、自らが最強の死神であることを疑わず、十一番隊のトップとして君臨していました。