トリプル不倫がひとたびこじれると、常軌を逸した泥沼状態へと発展します。その背景には、関与する人数が増えることで発生する心理的摩擦と情報統制の崩壊があります。
最大の火種となるのが「不倫相手同士の嫉妬」です。特に1対2の構図の場合、「同じ既婚者なのに、なぜあちらの相手ばかり優遇するのか」「自分の方がリスクを冒している」といった不満が鬱積します。家庭に対する罪悪感よりも、もう1人の不倫相手に対する対抗心が勝ってしまい、感情のブレーキが効かなくなります。
また、関係を解消しようとした際の「口封じの失敗」も泥沼化を加速させます。誰か1人が関係を清算しようと別れを切り出した途端、裏切られたと感じた側の相手が逆上し、配偶者や職場へ匿名で不貞の証拠を送りつけるといった報復行動に出るケースが後を絶ちません。秘密を共有する人間が増えるほど、裏切りのリスクは幾何級数的に跳ね上がります。