Akb48はなぜ「ブサイク」と叩かれたのか?噂の真相と現在の真価

Akb48はなぜ「ブサイク」と叩かれたのか?噂の真相と現在の真価

Akb48はなぜ「ブサイク」と叩かれたのか?噂の真相と現在の真価とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

AKB48のルックス論争を語る上で、必ず引き合いに出されるのが「クラスで4番目に可愛い女の子を集めた」というフレーズです。長年にわたり世間一般に定着したこの言葉ですが、実は総合プロデューサーの秋元康氏が公にそう発言した記録は一切存在しません。

秋元氏が初期から一貫して掲げていたのは「会いにいけるアイドル」、すなわち手の届かない高嶺の花ではなく「原石がファンの応援によって磨かれていく成長プロセス」を共有する劇場型のエンターテインメントでした。ところが、従来の芸能界に君臨していた正統派美少女アイドル像と対比させる中で、マスメディアや一般層が「クラスで一番の美少女ではなく、話しかけやすい身近な存在=4番目くらい」とキャッチコピー化して広めてしまったのが実態です。

この言説はグループの親しみやすさを強調するポジティブな意図を含んでいた一方で、アンチ層やライト層には「AKBは平凡な容姿の集団」という先入観を植え付ける格好の口実となってしまいました。秋元氏のプロデュース戦略の核心は、完璧な完成品ではなく「未完成のドラマ」を売ることにあったにもかかわらず、記号化されたフレーズだけが独り歩きを続けたのです。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。