緑色ゼロなのに何故?ギンビス銘菓の真実と最新バズアレンジの全貌

緑色ゼロなのに何故?ギンビス銘菓の真実と最新バズアレンジの全貌

緑色ゼロなのに何故?ギンビス銘菓の真実と最新バズアレンジの全貌の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

時計を1968年に戻そう。当時、日本国内で流通していた焼き菓子といえば、甘いクッキーや丸型のビスケットが主流だった。その中で、株式会社ギンビスの創業者である宮本芳郎は、まったく新しい市場の開拓に乗り出す。欧米で親しまれていたスティック状の形状に着目し、日本人の舌に合う塩味ベースのスナックを作ろうと試行錯誤を重ねた。

形状のモデルとなったのは、当時まだ一般家庭の食卓には滅多に並ばなかった高級舶来品「ホワイトアスパラガス」の缶詰だ。細長く、独特の節があるあのフォルム。これを取り入れれば、高級感と目新しさを同時に打ち出せる。さらに、女性が口元を汚さず、指先でつまんで上品に食べられるようにと、持ちやすいスティック菓子の設計が徹底された。あの特徴的な7つの「くびれ」は、単なるデザインではなく、焼き上がりの食感を均一にし、心地よい歯応えを生み出すための機能美でもあったのだ。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。