「つむじを曲げる」の語源と真相!へそを曲げるとの違いや心理対処法を解説

「つむじを曲げる」の語源と真相!へそを曲げるとの違いや心理対処法を解説

「つむじを曲げる」の語源と真相!へそを曲げるとの違いや心理対処法を解説を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

「つむじを曲げる」は、漢字で「旋毛を曲げる」と表記し、読み方は「つむじをまげる」です。辞書的な定義では、「機嫌を損ねて素直に従わない」「意地を張ってへそを曲げる、ひねくれる」という意味を持ちます。では、なぜ感情のねじれを表現する際に、腹部ではなく頭頂部にある「つむじ」が選ばれたのでしょうか。

語源を探ると、古来の日本における「つむじ」の捉え方に突き当たります。頭頂部で毛髪が渦を巻いている「旋毛(つむじ)」は、気流が渦を巻いて急激に向きを変える「つむじ風(旋風)」と同源の言葉です。予測不能に進路を変え、周囲を巻き込む荒々しい風のイメージが、気まぐれで扱いにくい人の性質に重ね合わされました。

さらに日本では古くから、つむじの巻き方や位置が人の性格を表すという民間伝承が存在しました。「つむじが2つある子は腕白」「左巻きのつむじは変わり者」といった俗説に代表されるように、頭頂の渦は人の内面や気質を象徴する部位と見なされていたのです。ここから、性格がひねくれていて素直でない人物を「つむじ曲がり」と呼ぶ名詞が定着し、その性格が表面化して反抗的な態度を取る動作を「つむじを曲げる」と言い表すようになりました。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。