公式発表資料によると、Aichi Sky Expoは総展示面積60,000㎡を誇る国内屈指の巨大メガベニューです。敷地内は多目的利用を想定した独立型の「ホールA」(展示面積10,000㎡)と、仕切りを外して最大50,000㎡まで拡張可能な「ホールB〜F」で構成されています。
音楽ライブやファンミーティングで主に使用されるのはホールAですが、大型フェスではホールB〜Fを連結したメガステージが組まれるケースも目立ちます。イベント参加者が最も注視すべきは、一般的な多目的アリーナと展示場ホールの構造的差異です。
一般的なアリーナ(日本ガイシホールや横浜アリーナなど)には傾斜のついたスタンド席が常設されていますが、Aichi Sky ExpoのホールAおよび各展示ホールは完全なフラットフロア(平坦な床面)です。仮設の段差スタンドが設置されない公演では、アリーナ後方ブロック(50列目以降など)になると前列観客の頭越しにステージを見ることになり、身長によってはメインステージの演者の足元や腰元が完全に遮られます。
SNSやファンコミュニティの口コミ検証でも、「中央〜後方ブロックはモニター頼みになりやすい」「花道やセンターステージが設置された公演では神席に化けるが、エンドステージ固定だと視界確保が厳しい」といった声が多数を占めます。後方席が指定された場合は、8倍〜10倍程度の高倍率双眼鏡を持参すること、視界を妨げない範囲で歩きやすい厚底スニーカーを選ぶことが現場での必須自衛策となります。
音響特性についても留意が必要です。展示場特有のコンクリート躯体と大空間ゆえに、一般的な音楽専用ホールと比較して重低音の反響やディレイ(音の遅延・跳ね返り)が発生しやすい傾向があります。近年の音響セッティング技術の向上により改善傾向にあるものの、PA卓付近や前方センターエリアが最もクリアな音質を体感できるポイントです。