国際サッカー連盟(FIFA)が大会終了後に算出する公式ランキングにおいて、サッカー日本代表の歴代最高順位は「世界9位」です。トーナメント方式のW杯では、ベスト16で敗退した8チームの順位について、グループリーグから決勝トーナメント1回戦までの「勝ち点」「得失点差」「総得点」を厳密に比較して9位から16位までを決定します。
日本はこの基準において、2002年日韓大会、2010年南アフリカ大会、そして記憶に新しい2022年カタール大会の3度、ベスト16敗退国の中で最上位となる9位に食い込みました。特にカタールワールドカップにおける日本代表の最終順位は、優勝候補のドイツとスペインを破って勝ち点6を獲得したことが高く評価され、世界9位の座を確固たるものにしています。
初出場を果たした1998年フランス大会から現在に至るまで、サムライブルーが辿ってきた激闘の軌跡を公式データで俯瞰してみましょう。
過去7大会の戦績を総括すると、偶数回(2002年、2010年、2018年、2022年)にベスト16へ進出する傾向があり、最高位はいずれも「9位」。奇数回ではグループステージ最下位近くへ沈むという激しい浮沈を経験してきました。サムライブルーの過去戦績一覧が物語るのは、安定してトップ8へ君臨する強豪国と、そこへあと一歩届かない中堅国の間にある「見えない断絶」です。